おんしゅだしゅだで願いが叶う?理想を現実にする浄化の作法
「おんしゅだしゅだ」とは善無畏三蔵が伝えたとされる、邪気を浄化するための真言(マントラ)です。
結論を言うと「おんしゅだしゅだ」に願いを叶える直接的な効果はありません。しかし「おんしゅだしゅだ」を唱えて邪気が払われることで願いを叶えるための土台は整えられます。
この記事では「おんしゅだしゅだ」で願いを叶える方法について解説しています。

「おんしゅだしゅだ」で邪気を浄化することで運気が舞い込んでくるかもしれません。
おんしゅだしゅだで願いが叶うのか?

結論から言うと「おんしゅだしゅだ」を唱えるだけでは願いは叶いません。「おんしゅだしゅだ」は願いを叶える真言ではなく、ネガティブな邪気の浄化を目的とした真言だからです。
しかし「おんしゅだしゅだ」を唱えて邪気を浄化すると、間接的に願いを叶える力を得られる可能性があります。多くの願いが叶わないのは、あなたの願いの成就を「妨げている邪気」があるからです。例えば以下のようなものです。
恋愛なら…
相手や自分への不信感、過去のトラウマといった「心のブロック」
仕事関係なら…
自信のなさ、人間関係のストレスといった「邪気やマイナスエネルギー」
金運なら…
お金に対する罪悪感や、流れを滞らせる「悪いカルマ」
「おんしゅだしゅだ」には上記のようなネガティブエネルギーや邪気を浄化する力があります。邪気が浄化されることであなたの願いを叶えるための道を切り開くことができるのです。

悪い邪気を払うことで運気が舞い込む土台を作るのがおんしゅだしゅだの目的と言えます。
「おんしゅだしゅだ」がもたらす効果

「おんしゅだしゅだ」を密教の修行を始めたばかりの人が唱えることで、心身の汚れを断ち切り、清らかな状態で修行に励むことができると伝えられています。
「おんしゅだしゅだ」を唱えることで以下の効果がもたらされます。
- 邪気の浄化
- ネガティブな状況のリセット
- カルマの浄化
邪気の浄化
「おんしゅだしゅだ」には強力な浄化の力があるとされています。自分自身や他人から向けられるネガティブなエネルギー、邪気、悪い気を払い、跳ね返します。
心身を浄化する効果もあり、心の中の不安、怒り、悲しみといったネガティブな感情や、身体の不調、ストレスを癒やし、清らかな状態に戻します。
ネガティブな状況のリセット

「おんしゅだしゅだ」を唱えることで身の回りの嫌な出来事、ネガティブな状況をリセットする効果も期待できます。嫌なことがあったときに唱えると負の感情を断ち切り、気持ちをリセットできます。
嫌なことがあった日は「おんしゅだしゅだ」を思い出して唱えてみてください。
カルマの浄化
「おんしゅだしゅだ」にはカルマ(業)を浄化する力があるとも言われています。つまり、過去・現在・未来にわたる罪や汚れを清める効果があるのです。
「おんしゅだしゅだ」は 過去のトラウマやフラッシュバックのような、心に深く刻まれたネガティブな記憶を癒してくれます。過去の自分を赦して、魂を本来の純粋な状態に近づけていきます。
願いを叶えるための「おんしゅだしゅだ」3ステップ実践法
おんしゅだしゅだは以下の手順で唱えると、浄化の力を最大化できます。
- 消したい・浄化したい「ネガティブな事柄」を特定する
- 特定した「ネガティブな事柄」を口に出す
- 任意の回数「おんしゅだしゅだ」と唱える
消したい・浄化したい「ネガティブな事柄」を特定する
「おんしゅだしゅだ」を唱える最初のステップは、あなたが最も浄化したいと感じている「ネガティブな事柄」を明確に特定することです。浄化のエネルギーを無駄なく、最も必要としている場所へ集中させるための重要な準備段階です。
「ネガティブな事柄」とは、例えば以下のようなものです。
- 感情:不安、怒り、悲しみ、嫉妬、恐れ、自己嫌悪など
- 思考:ネガティブな思考パターン、過去のトラウマ、執着、恨みなど
- 状況:職場の人間関係の悩み、経済的な不安、健康上の懸念など
- エネルギー:自身にまとわりつく邪気、他者からのネガティブな念など
ポイントはできるだけ具体的に特定することです。漠然と「不安をなくしたい」と願うよりも、「明日のプレゼンテーションへの不安を浄化したい」と定める方が具体的ですよね。
「人間関係を良くしたい」と願うよりも、「〇〇さんとの間の誤解と不快感を浄化したい」としましょう。

焦点を具体的に絞った方が「おんしゅだしゅだ」のエネルギーを集中させることができます。
特定した「ネガティブな事柄」を口に出す

次にステップ1で特定した「ネガティブな事柄」を声に出して表明します。言葉には言霊(ことだま)が宿ると言われるように、声に出すことであなたの願いや意図はより強力なエネルギーを帯びます。
ネガティブな事柄を声に出す際のポイントは以下のとおりです。
- 正直な言葉で簡潔に
- 長い説明は不要
- 心の中で念じるだけでもOK
例えば「人からどう思われるかを気にしすぎる、私の恐れを浄化します。」みたいな感じです。具体的な意思表示をすることで、浄化の力は問題の核心へと届くようになります。
任意の回数「おんしゅだしゅだ」と唱える
ネガティブな事柄を声に出したら「おんしゅだしゅだ」を唱えます。
唱える回数に厳密な決まりはありませんが、3回、7回、21回などの数が良いとされています。意識を集中させてネガティブなエネルギーを祓うイメージを持ちましょう。
「おんしゅだしゅだ」を唱える際は手印を組み合わせると集中力が増します。ぜひ取り入れてみましょう。
- 消したい・浄化したい「ネガティブな事柄」を特定する
- 特定した「ネガティブな事柄」を口に出す
- 任意の回数「おんしゅだしゅだ」と唱える
この3ステップを意識して「おんしゅだしゅだ」を唱えることで、あなたは真言の持つ浄化の力を最大限に引き出せます。