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海外のAIイラスト投稿サイト7選!収益化のヒントも紹介

海外のAIイラスト投稿サイト7選!収益化のヒントも紹介
sibatako

この記事では海外のAIイラスト投稿サイトを目的別に7つ厳選しました。自分に合った投稿先絵を見つけてAIアートを楽しみましょう。

この記事のポイント
  • 目的別に選べる海外のおすすめAIイラスト投稿サイト
  • 海外サイトを利用する前に知っておきたい著作権の知識
  • AIイラスト投稿時の具体的な注意点や英語への対策
  • 海外サイトを活用してAIイラストを収益化するヒント

AI絵師の詳しい始め方については以下の記事も解説しています。

» AI絵師のやり方を完全解説!おすすめ無料ツールや収益化まで網羅的に紹介

【目的別】海外のAIイラスト投稿サイト7選

ここでは活動の目的に合わせて最適なプラットフォームを選べるよう、7つのサイトを厳選して紹介します。

  • 実績作りに最適な「ArtStation」
  • 交流を楽しむなら「DeviantArt」
  • 初心者でも簡単な「NightCafe」
  • スマホ投稿が手軽な「Wombo」
  • NFT販売もできる「OpenSea」
  • プロンプト共有が魅力の「OpenArt」
  • 商用販売も可能な「Fotor」

実績作りに最適な「ArtStation」

出典:ArtStation

ポートフォリオの質を重視するならArtStationが最適です。ゲームや映像業界のプロフェッショナルが多く利用しており、レベルの高い作品が数多く投稿されています。

企業の関係者も閲覧するため、自分のスキルをアピールして将来の仕事につなげる場として非常に有効です。AIで生成した作品を投稿する際は、その旨を明記することがルールとなっています。

交流を楽しむなら「DeviantArt」

出典:DeviantArt

世界中のクリエイターやファンとの交流を活動の中心にしたい場合、DeviantArtがおすすめです。2000年から続く世界最大級のアートコミュニティであり、ユーザー同士のコミュニケーションが活発な点が魅力です。

AIアート専用のカテゴリも用意されているため、同じジャンルのクリエイターを見つけやすい環境が整っています。初心者でも気兼ねなく投稿できる雰囲気があるのメリットです。

初心者でも簡単な「NightCafe」

出典:NightCafe

専門知識がなくても気軽にAIアートを始めたい人にはNightCafeが向いています。NightCafeはブラウザ上でイラストの生成から投稿、さらにはプリント販売までを一貫して行えるのが特徴です。

操作がシンプルで分かりやすく、複雑な設定なしで創作活動に没頭できます。海外サイトの利用が初めての方でも、安心してスタートできるプラットフォームです。

スマホ投稿が手軽な「Wombo」

出典:Dream by Wombo

スマートフォンをメインに創作活動を行いたいならWomboが良い選択肢になります。専用のスマートフォンアプリが用意されており、直感的で分かりやすい操作性が高く評価されています。

簡単なステップで作品を生成し、そのままSNSなどで共有できる手軽さが人気です。英語のUIですが、視覚的に操作が理解しやすいため、言語の壁を感じにくいでしょう。

NFT販売もできる「OpenSea」

出典:OpenSea

制作したAIイラストを資産として収益化したいと考えるなら、OpenSeaもおすすめです。世界最大級のNFTマーケットプレイスであり、AIで生成した作品もNFTアートとして出品し、世界中のコレクターに向けて販売することが可能です。

AIイラストで本格的な収益を目指すクリエイターにとって、中心的な活動拠点の一つとなり得るプラットフォームです。

プロンプト共有が魅力の「OpenArt」

出典:OpenArt

AIイラストの技術を学び、スキルを向上させたい人にはOpenArtが適しています。このサイトはAIアートに特化しており、他のクリエイターがどのようなプロンプト(指示文)で作品を生成したのかを共有する文化が根付いています。

優れた作品の裏側にある技術を学ぶことで、自身の表現の幅を広げるヒントを得られるでしょう。コミュニティも成長を続けています。

商用販売も可能な「Fotor」

出典:Fotor

分かりやすさと収益化を両立したい場合、Fotorがおすすめです。元々は画像編集ツールでしたが、近年AIアート機能が大幅に強化されました。サイトの操作が分かりやすく、海外サイトに不慣れな方でも安心して利用できます。

Proプランに加入すると生成したイラストの商用利用も可能になるため、活動の幅が広がります。

無料でも使える画像生成AIツール・アプリ

無料でも使える画像生成AIツール・アプリ
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誰でも気軽に始められる無料のAI画像生成ツールを5つ厳選して紹介します。それぞれのツールの特長や、どんな人におすすめかをまとめました。

  • デザインも簡単な「Canva」
  • 安全な商用利用なら「Adobe Firefly」
  • Googleの最新AI「ImageFX」
  • 無料で沢山作れる「SeaArt」
  • 高機能な「Microsoft Designer」

デザインも簡単な「Canva」

出典:Canva公式
料金プラン・無料プラン
・Canva Pro: 1,180円/月(年払いの場合は実質692円/月)
動作環境Webブラウザ, アプリ (iOS/Android)
生成可能な画像の枚数・無料:50回
・Canva Pro:500回/月
商用利用可能(無加工での販売・再配布はNGなど規約あり)
簡単な特徴デザインツールにAI機能が統合されており、初心者でも直感的に操作可能。SNS投稿用の画像作成に最適。

Canvaは豊富なテンプレートで知られるデザインツールです。AI画像生成機能も搭載しており、初心者でも使いやすいのが魅力です。テキストでイメージを伝えるだけで、ブログの挿絵やSNS投稿用の画像を簡単に作成できます。

生成した画像をそのままCanvaのデザイン編集画面で加工しできるのも特徴的です。無料プランでも一定回数まで画像生成を試せるので、気軽にAIイラスト作成を体験したい人に最適なツールです。

安全な商用利用なら「Adobe Firefly」

出典:Adobe Firefly
料金プラン・無料プラン
・Firefly Standard:1,580円/月
・Firefly Pro:3,180円/月
動作環境Webブラウザ
生成可能な画像の枚数・無料プラン:25クレジット/月
・Firefly Standard:2000クレジット/月
・Firefly Pro:4000クレジット/月
(クレジットを消費して画像を生成できる)
商用利用可能(ベータ版機能など一部制限あり)
簡単な特徴著作権的に安全なデータで学習しており、商用利用に最適。Adobe製品との連携もスムーズ。無料版は透かしあり。

プロ向けのデザインソフトで有名なAdobe社が提供するAdobe Fireflyは、商用利用における安全性が最大の特長です。Adobeが権利を持つストックフォトや、著作権が切れた作品のみを学習データとして使用しているため、生成した画像が著作権を侵害してしまうリスクが低いです。

無料プランでは月に規定のクレジットが付与され、その範囲内で画像生成が可能です。ただし、無料版で生成した画像には透かしが入る点には注意が必要です。

Googleの最新AI「ImageFX」

出典:ImageFX
料金プラン完全無料
動作環境Webブラウザ
生成可能な画像の枚数上限あり
商用利用可能(規約で禁止されているコンテンツの生成は不可)
簡単な特徴Googleが開発。リアルな人物の生成が得意で、高品質な画像を生成。プロンプトの編集機能も使いやすい。

ImageFXはGoogleが開発した最新の画像生成AIです。Googleアカウントがあれば誰でも無料で利用でき、特に写真のようなリアルな人物の生成精度が高いと評価されています。日本語にも対応しており、簡単なテキスト入力で高品質な画像を手軽に作成可能です。

「Imagen 3」という高性能なAIモデルが採用されており、プロンプトの意図を汲み取る能力も優れています。まだテスト版ですが、Googleの技術力が反映された注目のサービスであり、今後のアップデートにも期待できます。

無料で沢山作れる「SeaArt」

出典:SeaArt
料金プラン・無料プラン
・初級:430円/月
・スタンダード:1,440円/月
・プロ:4,300円/月
動作環境Webブラウザ, アプリ (iOS/Android)
生成可能な画像の枚数・無料:約4500枚/月
・スタンダード:約21000枚/月
・プロ:約63000枚/月
商用利用原則可能(ただし、使用するモデルのライセンスによる)
簡単な特徴毎日無料で多くの画像を生成可能。特にアニメ風のイラストに強く、多様な追加学習モデル(LoRA)を利用できる。

SeaArtは無料でありながら多くの画像を生成できるコストパフォーマンスの高さが魅力のツールです。毎日一定数の「スタミナ」が無料で配布されます。スタミナを使って画像を生成する仕組みになっており、頻繁に画像を生成したいユーザーにおすすめです。

SeaArtはアニメ風のイラスト生成を得意としており、ユーザーが作成した多様な追加学習モデル(LoRA)を利用して、好みの画風を追求できます。

利用できるモデルの中には商用利用が許可されていないものも含まれるため、仕事で使う際には各モデルのライセンスを個別に確認することが大切です。

高機能な「Microsoft Designer」

出典:Microsoft Designer
料金プラン・無料プラン
・Microsoft 365 Personal:約1,780円/月(Designerの無制限利用を含む)
動作環境Webブラウザ, アプリ (iOS/Android)
生成可能な画像の枚数・無料: 15回/日(高速生成)
・有料プラン: 100回/日(高速生成)
商用利用可能
簡単な特徴高性能な「DALL-E 3」を搭載し、指示の理解力が高い。意図的に写真のようなリアルな画像は避ける傾向がある。

Microsoft社が提供するデザインツールで、高性能な画像生成AI「DALL-E 3」を無料で利用できます。入力されたテキストの意図を正確に理解する能力が非常に高く、複雑な指示でもイメージに近い画像を生成しやすいのが特徴です。

誤情報の拡散を防ぐ目的から、写真のようなリアルな画像の生成は意図的に避ける傾向があります。作成した画像をそのままツール内で編集し、SNS投稿用のデザインなどを手軽に作成できるのも便利な点です。

海外サイト利用前に知るべき著作権と注意点

海外のプラットフォームを利用する際は、日本国内とは異なるルールや文化が存在します。トラブルを避けるためにも、以下のポイントを理解しておきましょう。

  • AI生成物の著作権は誰のもの?
  • 各サイトの利用規約を確認しよう
  • 投稿が禁止されているサイトも
  • 翻訳ツールの活用で英語は克服

    AI生成物の著作権は誰のもの?

    AIが生成したイラストの著作権については、まだ世界的に明確な基準が定まっていないのが現状です。国や地域の法律によっては、人間の創作性が介在しない限り、著作権そのものが発生しないと判断されるケースもあります。

    自分の作品を守るためにはプロンプトを詳細に設計したり、ウォーターマークを入れたりといった自衛策を講じることが考えられます。

    ウォーターマークとは

    ウォーターマークとは画像、動画、文書などのデジタルコンテンツに、著作権者の名前やロゴなどを薄く重ねて表示する「透かし」のことです。

    各サイトの利用規約を確認しよう

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    AI絵師として安全に活動するためには、利用するサイトの規約を必ず確認することが大切です。プラットフォームごとにAI生成作品の投稿可否、商用利用の範囲、投稿作品の権利の帰属などが細かく定められています。

    これらのルールを知らずに違反してしまうと、アカウント停止などのペナルティを受ける可能性もあるため、投稿前には必ず目を通しておきましょう。

    投稿が禁止されているサイトも

    全ての海外サイトがAIイラストを歓迎しているわけではない点を認識しておく必要があります。クリエイターによってはAIアートに否定的な見解を持つ人もおり、一部のコミュニティでは投稿が制限、あるいは禁止されています。

    投稿先のサイトがAIアートをどのように扱っているか、規約だけでなくコミュニティの雰囲気も事前にリサーチしておくと、より安心して活動できます。

    翻訳ツールの活用で英語は克服

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    海外サイトの利用で大きな障壁となりがちなのが言語の問題です。しかし、この問題は翻訳ツールを活用することで十分に乗り越えられます。

    Google Chromeのページ全体の翻訳機能や、DeepLのような高精度な翻訳サービスを使えば、サイトの操作や規約の読解は格段に楽になります。英語が苦手だからと諦めず、便利なツールを積極的に利用してみましょう。

    海外サイトでAIイラストを収益化するヒント

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    海外サイトでAIイラストを収益化するヒントとして以下の内容を解説します。

    • 販売機能付きサイトを利用する
    • 外部サイトへの誘導も有効
    • NFTアートとして販売する

    AI絵師の詳しい始め方については以下の記事も解説しています。

    » AI絵師のやり方を完全解説!おすすめ無料ツールや収益化まで網羅的に紹介

    販売機能付きサイトを利用する

    販売機能が備わっているプラットフォームを選ぶことで手軽に収益化できます。ArtStationではデジタルデータをライセンス販売でき、NightCafeでは作品のプリントグッズを販売する仕組みがあります。

    サイト内で全てが完結するため、外部サービスを契約する手間がなく、初心者でも始めやすいのが大きなメリットです。

    外部サイトへの誘導も有効

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    利用している投稿サイトに直接的な販売機能がない場合でも、収益化を諦める必要はありません。外部の販売プラットフォームで自分のショップを開設し、投稿サイトのプロフィールや作品説明欄からリンクで誘導する手法が広く使われています。

    作品の認知度向上は投稿サイトで行い、実際の販売は外部の専門サイトで行うという分業戦略です。

    NFTアートとして販売する

    OpenSeaなどのNFTマーケットプレイスは、AIイラストの新たな収益化の舞台として大きな注目を集めています。作品をNFT化することで、唯一無二のデジタル資産としての価値を付与し、販売することが可能になります。

    専門的な知識が必要にはなりますが、大きな収益を得られる可能性も秘めており、挑戦する価値のある方法と言えます。

    まとめ

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    海外のAIイラスト投稿サイトは、グローバルな評価を得られるだけでなく、収益化のチャンスも広がる魅力的な選択肢です。活動の目的に合わせてArtStationやDeviantArtのような最適なプラットフォームを選び、著作権などのルールを正しく理解することが成功の鍵となります。

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