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反AIによる車折神社の脅迫事件を解説!青葉予備軍と呼ばれる理由とは

sibatako

この記事では車折神社で起きた反AIによる一連の事件の詳細と、その背景にある彼らの攻撃的な心理を解説します。記事を読めば事件の経緯と反AIの行動原理が明確に理解できます。

この記事のポイント
  • 車折神社で起きた事件の全貌
  • 反AIが神社を攻撃した心理的背景
  • AI使用の明記がもたらした皮肉な結果
  • 反AIが青葉予備軍と呼ばれるようになった経緯

» 京都新聞「メールで車折神社を脅迫、容疑で38歳無職男逮捕「生成AI絵師」で立腹」(外部サイト)

反AIによる車折神社への脅迫事件の詳細

反AIによる車折神社への脅迫事件の経緯の詳細は以下のとおりです。

  • きっかけはSNSアイコンの変更
  • 激化した誹謗中傷とSNS閉鎖
  • 脅迫容疑により警察沙汰に
  • 事件をきっかけに反AIが「青葉予備軍」と言われてしまう

きっかけはSNSアイコンの変更

使用されたアイコン。現在は削除済み

事件の発端は京都市にある車折神社が2025年3月18日に公式SNSのプロフィールアイコンをAI生成のイラストに変更したことでした。神社側は「AI絵師」という言葉を用いてAIで作成したことを明確に示していました。

反AI活動家は常々「AIを使うなら明記しろ」と主張していたため、一見問題ないように思えます。しかし、この正直な行動が、一部の過激な反AI活動家を強く刺激する結果となりました。

激化した誹謗中傷とSNS閉鎖

アイコンが変更された翌日から、神社のアカウントには反AIを主張する人々からの誹謗中傷が殺到しました。攻撃的なメッセージは日に日にエスカレートしていったのです。中には「死ね」「自殺しろ」といった脅迫的なメールも含まれていました。

このような状況を受け、車折神社は2025年3月22日にSNSアカウントの全面的な運用中止を発表し、事実上の閉鎖に追い込まれる事態となりました。

脅迫容疑により警察沙汰に

SNS上だけでなく現実世界でも「お前のクソ神社いつか原因不明の火事で全焼するぞ」といった内容の脅迫メールが送られたのです。この悪質な行為を受け、警察が捜査に乗り出しました。

そして2025年7月3日、滋賀県に住む38歳の無職の男性が、脅迫と威力業務妨害の疑いで逮捕されるに至りました。AIを巡る対立から、ついに逮捕者が出るという深刻な事態を迎えたのです。

事件をきっかけに反AIが「青葉予備軍」と言われてしまう

この一連の事件は、反AIの過激な行動が「青葉予備軍」と揶揄される大きな要因となりました。自分たちの正義感を振りかざし、異論を唱える相手を徹底的に攻撃する姿が問題視されたのです。

特に、放火を示唆する脅迫行為は、京都アニメーション放火事件の青葉真司被告を想起させました。逮捕された容疑者の動機が「生成AIを擁護する態度に腹が立った」という身勝手なものであった点も、その危険なイメージを強めています。

» 京都新聞「メールで車折神社を脅迫、容疑で38歳無職男逮捕「生成AI絵師」で立腹」(外部サイト)

なぜ車折神社は攻撃対象になったのか

なぜ車折神社は攻撃対象になったのか。その理由について解説します。

  • 芸能の神様とAI技術の相性
  • 反AI側が抱いた「裏切り」の感情
  • AI使用の明記は火に油を注いだ

芸能の神様とAI技術の相性

車折神社は芸能や芸術の神様である「アメノウズメノミコト」を祀っており、多くの芸能関係者が参拝することで知られています。反AI派の一部の人は、クリエイターの権利を守るべき神社が、その仕事を奪うと主張されるAI技術を安易に利用したことが許せないという考えがあったようです。

新しい芸術表現と神社の親和性よりも、自分たちの主張に反する行動であるという側面を問題視しました。

反AI側が抱いた「裏切り」の感情

反AI活動家の中には、芸能・芸術を司る車折神社は当然クリエイターの味方であり、反AIの立場を取るべきだという強い思い込みがありました。その期待が外れたことへの反発が「仲間に裏切られた」という激しい怒りに変わったと考えられます。

AI使用の明記は火に油を注いだ

皮肉なことに、神社側がAIで生成したイラストであると正直に明記したことが、かえって炎上を拡大させる結果を招きました。反AIは「AIを使うなら隠さずに明記しろ」と主張してきましたが、この事件ではっきりとAI使用を公表したにもかかわらず、激しい攻撃が行われました。

このことから、彼らにとって使用の明記は本質的な問題ではないことが明らかです。AIが使われているという事実そのものが、攻撃の引き金となったのです。

AIを学ばないとやばい理由3選

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AIの登場は説明するまでもなく「時代の転換期」であると言えます。AIが本格的に人間の知能を越える前に、AIを使いこなす知識を身に付けておく必要があるのです。

今後AIを学ばないとやばい理由は以下のとおりです。

  • 仕事を奪われる
  • 格差が広がる
  • 思考停止してしまう

仕事が奪われる

「AIの進化によって多くの仕事が奪われる」といった話は聞いたことがあるかもしれません。しかし、大半の人は「自分には関係ない」と楽観的に考えていることでしょう。

  • 仕事を奪われるのはパソコンの前に座っている人だけ
  • 俺は現場に出て働いているから関係ない
  • AIと言っても動画や画像が作れるだけでしょ?

こういった考え方はあなたのクビを静かに締め上げています。

近い将来、企業の事務作業はAIが代替し、大幅な効率化が実現します。経営者は次に「AI導入で浮いたコストで、さらに会社の利益を上げるにはどうすればいいか?」と考えるはずです。

その答えは「成果の出さない社員のリストラ」です。「コスト削減」という大義名分のもと、会社全体で「本当に必要な人材」の選別が始まります。

つまり、リストラされるのは単純にやる気のない人です。事務作業がなくなったからといって、事務担当者がそのまま切られるわけではありません。

そうなってからやる気を出してももう遅いのです。

情報格差が広がる

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「情報格差=資産格差」と考えてください。これからの時代はAIを使って大量の情報にアクセスし、適切に使いこなせる人間だけが富を得ることができます。

AIを使う人と使わない人とでは、勉強や仕事において取り返せない格差が広がるのは当たり前になります。

AIを使いこなす起業家は市場のニーズを瞬時に分析し、コストを極限まで抑えたサービスで、古い企業から顧客と利益を根こそぎ奪っていく。

AIを使いこなす同僚はあなたが1週間かける仕事を半日で終わらせ、その差は給料と昇進となって明確に現れる。

AIを学んだ人は仕事を効率的に進めて、普通の人の倍のスピードで仕事を終わらせます。これではAIによる格差が広がるのは当然ですよね。

問題は「自分はどちら側に立つか」です。

思考停止してしまう

AIを普段から使っていない人は、思考停止でAIの言うことを鵜呑みにするようになります。単純に頭を使わなくなるだけではなく、情報の真偽も見抜けなくなるということです。

AIは「それっぽい情報」を出力するのが得意です。最近は情報の精度も高まってきていますが、それでもまだ完璧ではありません。

普段からAIを使っていない人は情報の真偽を判断できないため、AIから出力される情報を信じることしかできません。AIが作り出した情報を真実だと思い込んでしまうと、気付かないうちに間違った方向に進んでしまうこともあり得ます。

AIに普段から触れている人はAIに答えを求めるような使い方はしません。自分の考えを深めるためのツールとしてAIを使っているのです。

つまりAIを使う人はより思考が深まり、AIを使わない人はより思考が浅くなるということです。こんなところにも格差が生まれてしまうんです。

大切なのは今のうちからAIを使いこなせる人材を目指すことです。

まとめ

車折神社への脅迫事件はSNSでのアイコン変更をきっかけに誹謗中傷が激化し、最終的に逮捕者まで出す事態となりました。反AI活動家が神社を攻撃した背景には、「クリエイターの味方であるべき」という一方的な期待を裏切られたという感情があります。

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