反AIはGrokが嫌いなのにXにいる理由|Xが嫌われる理由も解説
反AIはAI学習への懸念から、XのGrokに反発する姿勢を取っています。しかし、Grokが嫌いならなぜ他のSNSに移行しないのでしょうか?
この記事ではその理由を深掘りしています。

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反AIがXを使い続ける理由

反AI派の人がGrokの開発元であるXを使い続ける理由は以下のとおりです。
- 引っ越し先が過疎っている
- 誰かに認められたい気持ち
- 築いた人間関係が惜しい
- 敵の動向を監視したい
引っ越し先が過疎っている
Blueskyなどの代替SNSへ移行を試みても、活気のなさに絶望してXに戻ってくるケースは後を絶ちません。
移行先では投稿しても反応が薄く議論も発生しないため、壁に向かって話しているような孤独感を味わいます。
2025年に入っても、情報の速さやユーザー数においてXを凌駕するプラットフォームは育っていません。
過疎化した平和なSNSよりも、騒がしくても人がいるXの方が魅力的なのです。AIイラストに対するXのスタンスが気に入らなくても「人が多い」というメリットには勝てません。
誰かに認められたい気持ち

Xには他のSNSでは得られない強い承認欲求を満たす仕組みがあります。
- いいね
- RP(リポスト)
- コメント
- インプレッション
など、自分のアカウントに反応をもらえるとやはり嬉しいものです。AI学習への懸念があっても、自分の投稿が多くの人の目に触れ、評価される快感が勝ってしまうユーザーは多いです。
築いた人間関係が惜しい
長年かけて構築したフォロワーとのつながりやコミュニティは、簡単に捨てられるものではありません。趣味の仲間や仕事のネットワークがX上に集約されている場合、アカウントを削除することは社会的なつながりを断つことと同じです。
特定のハッシュタグでつながった緩やかなコミュニティを他のプラットフォームで再現することは困難です。
敵の動向を監視したい

批判対象であるAI推進派や運営の動向を監視するためにXに留まる層もいます。反AI活動を行う上で、最新の規約変更や炎上案件を把握するには、現場であるXにいることが最も効率的です。
自分たちの主張を届ける相手もX上にいるため、抗議の声を上げる場として利用し続けています。嫌いな場所であっても、戦うべき相手がいる限り、そこから離れることができないというジレンマがあります。
反AIにGrokが嫌われる理由

Grokの登場以降、多くのユーザーが不信感を募らせています。理由は主に以下の3つです。
- 勝手に学習されるのが怖い
- 設定をオフにするのが面倒
- AIへの強い拒否感
勝手に学習されるのが怖い
自分の投稿データが無断でAIの知能向上に使われることに対して、恐怖を感じているユーザーは多いです。Xの規約変更により、ユーザーの投稿やインタラクションがGrokの学習データとしてデフォルトで使用される仕様になりました。
2024年後半に行われたプライバシーポリシーの改定では、第三者パートナーへのデータ提供も示唆されており、自分の作品や文章がどこでどう使われるか分からないという不安が広がっています。
設定をオフにするのが面倒

学習を拒否するための設定が複雑で分かりにくいことも、ユーザーの苛立ちを増幅させています。設定項目は階層の深い場所に隠されており、直感的に見つけることが困難です。
データ収集をする際に同意のポップアップが出ても拒否の選択肢が制限されるなど、実質的に強制に近い形でのデータ収集が行われているとの指摘もあります。この不親切な設計が運営への不信感を決定づけました。
AIへの強い拒否感
クリエイターを中心に、AI生成技術そのものに対する生理的な嫌悪感を持つ層も多いです。努力して磨いた技術や創造性が、Grokによって瞬時に模倣されることへの反発は根強いものがあります。
Grokはイーロン・マスク氏の推進するAIであり、その自由放任な思想がクリエイターの権利軽視と受け取られています。技術的な利便性以前に、倫理的な観点から受け入れられないという声が数多く上がっています。
AIとの共存は可能なのか

Xを使い続けることは、AI学習のリスクを受け入れることと表裏一体です。
完全に納得できる解決策は見つからないかもしれませんが、SNSとの距離感を適切に保つことが、精神衛生上最も健全な選択といえるでしょう。
感情的に反発するだけで「AIの真の価値」に気づいていない人が多すぎます。
以下の記事に「AIで成果を出すために必要なこと」をまとめたので、ぜひ読んでみてください。



