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おんしゅだしゅだの唱え方を解説|正しく実践して心を浄化する

sibatako

「おんしゅだしゅだ」とは善無畏三蔵が伝えたとされる、邪気を浄化するための真言(マントラ)です。

「おんしゅだしゅだ」は何も考えず唱えるだけでも効果はありますが、適切な手順を意識することで効果を高めることが可能です。この記事では「おんしゅだしゅだ」のの正しい唱え方について解説します。

「おんしゅだしゅだ」の効果を高めるために手順は重要です。記事を参考に、おんしゅだしゅだを唱えてみてください。

「おんしゅだしゅだ」がもたらす効果

「おんしゅだしゅだ」を密教の修行を始めたばかりの人が唱えることで、心身の汚れを断ち切り、清らかな状態で修行に励むことができると伝えられています。

「おんしゅだしゅだ」を唱えることで以下の効果がもたらされます。

  • 邪気の浄化
  • ネガティブな状況のリセット
  • カルマの浄化

邪気の浄化

「おんしゅだしゅだ」には強力な浄化の力があるとされています。自分自身や他人から向けられるネガティブなエネルギー、邪気、悪い気を払い、跳ね返します。

心身を浄化する効果もあり、心の中の不安、怒り、悲しみといったネガティブな感情や、身体の不調、ストレスを癒やし、清らかな状態に戻します。

ネガティブな状況のリセット

「おんしゅだしゅだ」を唱えることで身の回りの嫌な出来事、ネガティブな状況をリセットする効果も期待できます。嫌なことがあったときに唱えると負の感情を断ち切り、気持ちをリセットできます。

嫌なことがあった日は「おんしゅだしゅだ」を思い出して唱えてみてください。

カルマの浄化

「おんしゅだしゅだ」にはカルマ(業)を浄化する力があるとも言われています。つまり、過去・現在・未来にわたる罪や汚れを清める効果があるのです。

「おんしゅだしゅだ」は 過去のトラウマやフラッシュバックのような、心に深く刻まれたネガティブな記憶を癒してくれます。過去の自分を赦して、魂を本来の純粋な状態に近づけていきます。

おんしゅだしゅだの唱え方の手順

おんしゅだしゅだは以下の手順で唱えると、浄化の力を最大化できます。

  1. 消したい・浄化したい「ネガティブな事柄」を特定する
  2. 特定した「ネガティブな事柄」を口に出す
  3. 任意の回数「おんしゅだしゅだ」と唱える

消したい・浄化したい「ネガティブな事柄」を特定する

「おんしゅだしゅだ」を唱える最初のステップは、あなたが最も浄化したいと感じている「ネガティブな事柄」を明確に特定することです。浄化のエネルギーを無駄なく、最も必要としている場所へ集中させるための重要な準備段階です。

「ネガティブな事柄」とは、例えば以下のようなものです。

  • 感情:不安、怒り、悲しみ、嫉妬、恐れ、自己嫌悪など
  • 思考:ネガティブな思考パターン、過去のトラウマ、執着、恨みなど
  • 状況:職場の人間関係の悩み、経済的な不安、健康上の懸念など
  • エネルギー:自身にまとわりつく邪気、他者からのネガティブな念など

ポイントはできるだけ具体的に特定することです。漠然と「不安をなくしたい」と願うよりも、「明日のプレゼンテーションへの不安を浄化したい」と定める方が具体的ですよね。

「人間関係を良くしたい」と願うよりも、「〇〇さんとの間の誤解と不快感を浄化したい」としましょう。

焦点を具体的に絞った方が「おんしゅだしゅだ」のエネルギーを集中させることができます。

特定した「ネガティブな事柄」を口に出す

次にステップ1で特定した「ネガティブな事柄」を声に出して表明します。言葉には言霊(ことだま)が宿ると言われるように、声に出すことであなたの願いや意図はより強力なエネルギーを帯びます。

ネガティブな事柄を声に出す際のポイントは以下のとおりです。

  • 正直な言葉で簡潔に
  • 長い説明は不要
  • 心の中で念じるだけでもOK

例えば「人からどう思われるかを気にしすぎる、私の恐れを浄化します。」みたいな感じです。具体的な意思表示をすることで、浄化の力は問題の核心へと届くようになります。

任意の回数「おんしゅだしゅだ」と唱える

ネガティブな事柄を声に出したら「おんしゅだしゅだ」を唱えます。

唱える回数に厳密な決まりはありませんが、3回、7回、21回などの数が良いとされています。意識を集中させてネガティブなエネルギーを祓うイメージを持ちましょう。

「おんしゅだしゅだ」を唱える際は手印を組み合わせると集中力が増します。ぜひ取り入れてみましょう。

ここまでのまとめ
  1. 消したい・浄化したい「ネガティブな事柄」を特定する
  2. 特定した「ネガティブな事柄」を口に出す
  3. 任意の回数「おんしゅだしゅだ」と唱える

この3ステップを意識して「おんしゅだしゅだ」を唱えることで、あなたは真言の持つ浄化の力を最大限に引き出せます。

おんしゅだしゅだを唱える際の注意点

「おんしゅだしゅだ」を唱える際は以下の点に注意してください。

  • ネガティブな事象に使う
  • 意図して唱える

ネガティブな事象に使う

「おんしゅだしゅだ」の真言が持つ本質は「浄化」であり、マイナスの状態をゼロ(本来のクリアな状態)に戻すことです。そのため「おんしゅだしゅだ」の力が最も発揮されるのは、ネガティブな事象や感情に対してです。

「宝くじが当たりますように」「試験に合格しますように」など、ゼロからプラスの状態に引き上げることはできません。

絶対に間違えてはならないのは、他者を害するようなネガティブな意図で使わないことです。「嫌いな人が不幸になりますように」といった呪詛のような使い方をすれば、その悪意はカルマの法則によって何倍にもなって自分自身に返ってきます。

あくまで、自分自身や場のマイナスエネルギーを祓い、清浄な状態に戻すという本来の目的のために使いましょう。

自分の邪気を浄化していった結果、間接的に生活がプラスに転じることはあり得ます。継続して唱え続けることが大切なのです。

意図して唱える

ただ何となく「おんしゅだしゅだ」と口癖のように唱えるだけでも、ある程度の効果は期待できるかもしれません。しかし、浄化のエネルギーを特定の目的に集中させるには「何を浄化したいのか」を明確に意図することが非常に重要です。

真言のエネルギーはあなたの明確な意図によってその力が注がれるべき場所へと導かれるのです。唱える前に心の中で「〇〇で困っている」「この部屋のよどんだ空気を浄化する」というように、具体的な目的を宣言しましょう。

その後に「おんしゅだしゅだ」を唱えることで、真言の力を効果的に受けることが可能です。

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善無畏三蔵の「おんしゅだしゅだ」を実践しています。おんしゅだしゅだは【心のお守り】
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