おんしゅだしゅだを唱える回数は?浄化の力を高める方法も解説
「おんしゅだしゅだ」とは善無畏三蔵が伝えたとされる、邪気を浄化するための真言(マントラ)です。
「おんしゅだしゅだ」を唱える回数は3回、7回、21回、108回が適切とされています。この記事では「おんしゅだしゅだ」を唱える回数別に期待できる効果をについて解説します。

「おんしゅだしゅだ」を唱える回数より重要なことについても解説するので、ぜひ参考にしてください。
おんしゅだしゅだを唱える回数

「おんしゅだしゅだ」は回数を参考に唱えてください。
- 基本は「3回」
- より強く浄化したい場合は「7回」
- 深い瞑想には「21回」や「108回」
基本は「3回」
「おんしゅだしゅだ」を唱える回数は基本的に3回が適切です。3回であればこれから習慣化したい人や、ちょっとしたネガティブな感情をリフレッシュしたい人でも手軽に始められます。
- 日々のルーティンに手軽に取り入れたい
- ちょっとしたイライラや不安を感じたとき
- 人混みから帰った後など、軽い邪気払いを行いたいとき
上記のようなタイミングで気軽に「おんしゅだしゅだ」を唱えてみましょう。少ない回数でも集中して唱えることで心は静まります。

私は基本的に3回唱えることを習慣としています。
より強く浄化したい場合は「7回」

特に強い邪気を感じる時や、大きな不安・悩みを取り除きたい時には、7回唱えましょう。7は仏教において吉数とされる縁起の良い数字です。ネガティブな感情が強いときや、ある程度時間に余裕があるときにおすすめです。
7回集中して唱えることで、より浄化の力を高めることができます。7回は意外と時間がかかるので集中力が必要です。
深い瞑想には「21回」や「108回」
自分自身の心、カルマと向き合って深い瞑想をしたい場合、「21回」や「108回」といった回数をこなす必要があります。
回数を増やすことはかなりの集中力を要しますが、以下のような良い効果が期待できます。
- マインドフルネス
- 自分の深層心理と向き合える
- メンタルが安定する

かなり時間がかかるので、自宅で集中できるタイミングで行うのがおすすめです。
おんしゅだしゅだの回数以上に意識するべきこと

おんしゅだしゅだは回数をこなせばいいわけではありません。唱える際は以下のポイントを意識してください。
- 継続すること
- 心をこめること
- ネガティブな事象には使わないこと
継続すること
「おんしゅだしゅだ」を唱える際に重要なのは継続することです。「おんしゅだしゅだ」を毎日の習慣とすることで精神の安定につながります。浄化の力は1日だけでは効果が薄いので、必ず習慣化するようにしましょう。
「おんしゅだしゅだ」を習慣とすることで以下のような恩恵が得られます。
- エネルギーが潜在意識に浸透する
- 集中力の向上
- マインドフルネス
短い時間でも良いので毎日継続することが重要です。意識的な継続こそが真言の効果を最大に引き出す鍵です。
心をこめること

「おんしゅだしゅだ」を唱える際は、ただ機械的に音を繰り返すだけでは効果がありません。言葉にあなたの想いを乗せることで、真言の力を活性化させられます。
心を込めて唱えるために以下の点を意識してみてください。
- 自分が真言を唱える意図を明確にする
- ネガティブなイメージが祓われるイメージを持つ
- 一つひとつの言葉に集中する
「おんしゅだしゅだ」の回数にとらわれるよりも、一回一回を大切に、心を込めて唱えることを意識してください。
ポジティブな願いには使わないこと
「おんしゅだしゅだ」の真言が持つ本質は「浄化」であり、マイナスの状態をゼロ(本来のクリアな状態)に戻すことです。そのため「おんしゅだしゅだ」の力が最も発揮されるのは、ネガティブな事象や感情に対してです。
「宝くじが当たりますように」「試験に合格しますように」など、ゼロからプラスの状態に引き上げることはできません。
絶対に間違えてはならないのは、他者を害するようなネガティブな意図で使わないことです。「嫌いな人が不幸になりますように」といった呪詛のような使い方をすれば、その悪意はカルマの法則によって何倍にもなって自分自身に返ってきます。
あくまで、自分自身や場のマイナスエネルギーを祓い、清浄な状態に戻すという本来の目的のために使いましょう。

自分の邪気を浄化していった結果、間接的に生活がプラスに転じることはあり得ます。継続して唱え続けることが大切なのです。
おんしゅだしゅだの正しい唱え方と印の結び方

「おんしゅだしゅだ」は非常に強力なマントラあるため、日頃から何度も唱えましょう。「おんしゅだしゅだ」の正しい唱え方と印の結び方について解説します。
解説する内容は以下のとおりです。
- おんしゅだしゅだの基本的な唱え方
- おんしゅだしゅだを唱える回数
- おんしゅだしゅだの効果を高めるタイミング
- おんしゅだしゅだの印の結び方
おんしゅだしゅだの基本的な唱え方と唱える回数
「おんしゅだしゅだ」は心をこめて丁寧に唱えることが大切です。基本的な唱え方は以下のとおりです。
- 消したい・浄化したい「ネガティブな事柄」を特定する
- 特定した「ネガティブな事柄」を口に出す
- 「おんしゅだしゅだ」と唱える
例えば職場の人間関係で悩んでいるのなら「〇〇さんと話す時のストレスを浄化します」と宣言します。その後負の対象に向けて「おんしゅだしゅだ」を唱えることで、あなたの周囲に付きまとう邪気を浄化します。
おんしゅだしゅだの目的は「自分自身の心を穏やかに保つこと」です。相手を変えることはできない点に注意が必要です。
おんしゅだしゅだを唱える回数
おんしゅだしゅだを唱える回数は3回、7回、21回、108回を目安にすると意識を集中させやすいとされています。基本的には3回唱えることを継続しましょう。
いきなり108回唱えようとしても集中力が続きません。まずは3回を継続できるようにしてください。
「おんしゅだしゅだ」は心の中で唱えるだけでも効果があります。毎日継続して行いましょう。
おんしゅだしゅだの効果を高めるタイミング

「おんしゅだしゅだ」を唱えるタイミングに正確な決まりはありません。
- ストレスを感じたタイミング
- 意識が集中できそうなとき
- 夜寝る前
など、自分の好きなタイミングで実践できます。
個人的には朝と夜の時間帯に唱えることをおすすめします。朝に「おんしゅだしゅだ」を唱えることで心穏やかに1日をスタートさせられます。夜はその日に溜め込んだ心身の疲れやネガティブな感情をリセットし、安らかな眠りにつくことができるでしょう。

ストレスを感じたタイミングで唱えると冷静さを取り戻せます。
おんしゅだしゅだの印の結び方
真言の効果をさらに高めるために「印(いん)」を結ぶという方法があります。印とは、仏の悟りや力を象徴する手の形(印相)のことで、浄化のエネルギーを最大限に引き出すことができます。
「おんしゅだしゅだ」を唱える際は以下の手印と組み合わせてみてください。
- 合唱(がっしょう)
- 法界定印(ほうかいじょういん)
- 金剛合掌(こんごうがっしょう)
自分が集中できる方を選んで試してみましょう。