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AIイラストくんの危険性はある?安全な使い方と注意点を解説

AIイラストくんの危険性はある?安全な使い方と注意点を解説
sibatako

AIイラストくんはLINEで使用できますが、個人情報漏洩の危険性についてちょっとだけ気になりますよね?

この記事ではAIイラストくんに危険性はあるのか解説します。最後まで読めばツールの注意点がわかり、安全に画像生成を楽しめるようになります。

この記事のポイント
  • AIイラストくんの危険性に関する本当のところ
  • 著作権侵害を避けるための具体的な注意点
  • 個人情報漏洩のリスクと今すぐできる対策
  • トラブルなく安全にAIイラストくんを使う方法
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AIイラストくんの危険性は?結論は「使い方」にあり

AIイラストくん

「AIイラストくんは危険」という声も聞かれますが過度に心配する必要はありません。安全に使用するための方法として以下の内容を解説します。

  • ツール自体に違法性はない
  • 守るべきルールと注意点

ツール自体に違法性はない

AIイラストくんを利用すること自体は違法ではありません。AIイラストくんは公式に提供されているサービスであり、開発元が定めたルールの範囲内で使用する限り、法的な問題はありません。

ただし、ツールの使い方が問題になる場合があります。例えば、生成した画像が第三者の権利を侵害する場合や、サービスの利用規約に反する使い方をした場合です。危険性を正しく理解し、節度ある利用を心がけることが大切です。

守るべきルールと注意点

AIイラストくん:作

AIイラストくんを安全に使うためには運営元が定めた利用規約を守ることが不可欠です。規約には、ユーザーが遵守すべきルールや禁止事項が具体的に記載されています。特に、暴力的・性的・差別的な表現を含むプロンプトの入力は明確に禁止行為です。

規約に違反すると、アカウントが一時停止されるなどのペナルティを受ける可能性があります。また、生成された画像に関するトラブルが発生した場合、その責任は原則としてユーザーが負うことも明記されています。サービスを利用する前に、一度は利用規約に目を通しておくことが、自分自身を守る上で重要になります。

著作権侵害に注意!知っておくべき法的リスク

AIイラストくん

AIイラストくんを使うにあたって、特に注意が必要な3つの法的なリスクについて解説していきます。

  • 意図せず作品が類似する可能性
  • 有名キャラやロゴの無断生成
  • 商用利用時の規約違反に注意

意図せず作品が類似する可能性

AIイラストくんで生成した画像が、意図せず既存のイラストや写真に似てしまう可能性があります。AIはインターネット上にある膨大な画像を学習データとして利用しており、その中に著作権で保護された作品が含まれていることがあるからです。

もし生成された画像が特定の作品と酷似しており、それをSNSで公開したり販売したりすると、著作権侵害を指摘されるリスクが生じます。

有名キャラやロゴの無断生成

AIイラストくん:作

プロンプトに有名なアニメキャラクターの名前や、特定企業のブランドロゴなどを入力して画像を生成する行為は避けるべきです。キャラクターやロゴの多くは、著作権や商標権によって法的に保護されています。

生成した画像をSNSアイコンにするなど、他者の目に触れる形で使用すると権利侵害と見なされる恐れがあります。やるにしても個人で楽しむだけにとどめておきましょう。

商用利用時の規約違反に注意

AIイラストくんで生成した画像は商用利用が可能とされていますが、利用には細心の注意が求められます。利用規約では生成された画像に関する権利はユーザーに帰属するものの、その利用に伴う法的責任もユーザー自身が負うと定められています。

広告素材や商品デザインなどに使用した画像が、万が一他者の著作権や肖像権を侵害していた場合、その責任は全て利用者が負うことになります。商用利用を検討する際は、生成した画像が他者の権利を侵害していないか確認しましょう。

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個人情報は大丈夫?セキュリティ面の危険性を解説

AIイラストくん:作

日常的に使うLINEと連携するため、個人情報の取り扱いが気になる方も多いでしょう。ここではセキュリティに関する危険性と、自分の情報を守るためのポイントを解説します。

  • LINE連携でどこまで情報提供?
  • プロンプトに個人情報を入れない
  • プライバシーポリシーを確認

LINE連携でどこまで情報提供?

AIイラストくんはLINEアカウントを通じて利用するため、一定の情報がサービス側に提供されます。公式のプライバシーポリシーによると、氏名や住所といった個人を直接特定する情報が、本人の同意なく収集・利用されることはないとされています。

サービス利用時に連携されるのは、LINEのアカウント表示名などの最低限の情報だけです。これらの情報が外部に漏洩したという報告は現時点ではありません。

プロンプトに個人情報を入れない

画像を生成する際のプロンプト入力欄には、個人情報や他言してはいけない機密情報を絶対に入力しないでください。入力したテキストはAIの処理のためにサーバーへ送信され、記録として保存される可能性があります。

自分の氏名や住所、電話番号、あるいは勤務先の未公開情報などをプロンプトに含める行為は、情報漏洩の原因となります。

どのような内容がサーバーに保存されるかは外部から完全には分からないため、公開されても問題のない情報のみを入力することを徹底しましょう。

プライバシーポリシーを確認

サービスを安心して利用するためには、利用前に一度プライバシーポリシーを確認しましょう。プライバシーポリシーには、運営会社がユーザーの情報をどのように収集して管理し、利用するかが詳細に記載されています。

AIイラストくんの運営元はAIチャットくんで知られる株式会社piconです。ポリシーを確認することで、どのような情報が扱われるかをユーザー自身が把握でき、納得した上でサービスを利用できます。

自分の情報を守るためには、サービス提供者を信頼するだけでなく、利用者自身がルールを確認する意識を持つことが大切です。

無料でも使える画像生成AIツール・アプリ

無料でも使える画像生成AIツール・アプリ
イメージ

本格的に画像生成を楽しむなら、さらに高性能な生成AIアプリを活用するのがおすすめです。ここではAIイラスト作成におすすめのツールを5つ紹介します。

  • デザインも簡単な「Canva」
  • 安全な商用利用なら「Adobe Firefly」
  • Googleの最新AI「ImageFX」
  • 無料で沢山作れる「SeaArt」
  • 高機能な「Microsoft Designer」

デザインも簡単な「Canva」

出典:Canva公式
料金プラン・無料プラン
・Canva Pro: 1,180円/月(年払いの場合は実質692円/月)
動作環境Webブラウザ, アプリ (iOS/Android)
生成可能な画像の枚数・無料:50回
・Canva Pro:500回/月
商用利用可能(無加工での販売・再配布はNGなど規約あり)
簡単な特徴デザインツールにAI機能が統合されており、初心者でも直感的に操作可能。SNS投稿用の画像作成に最適。

Canvaは豊富なテンプレートで知られるデザインツールです。AI画像生成機能も搭載しており、初心者でも使いやすいのが魅力です。テキストでイメージを伝えるだけで、ブログの挿絵やSNS投稿用の画像を簡単に作成できます。

生成した画像をそのままCanvaのデザイン編集画面で加工しできるのも特徴的です。無料プランでも一定回数まで画像生成を試せるので、気軽にAIイラスト作成を体験したい人に最適なツールです。

安全な商用利用なら「Adobe Firefly」

出典:Adobe Firefly
料金プラン・無料プラン
・Firefly Standard:1,580円/月
・Firefly Pro:3,180円/月
動作環境Webブラウザ
生成可能な画像の枚数・無料プラン:25クレジット/月
・Firefly Standard:2000クレジット/月
・Firefly Pro:4000クレジット/月
(クレジットを消費して画像を生成できる)
商用利用可能(ベータ版機能など一部制限あり)
簡単な特徴著作権的に安全なデータで学習しており、商用利用に最適。Adobe製品との連携もスムーズ。無料版は透かしあり。

プロ向けのデザインソフトで有名なAdobe社が提供するAdobe Fireflyは、商用利用における安全性が最大の特長です。Adobeが権利を持つストックフォトや、著作権が切れた作品のみを学習データとして使用しているため、生成した画像が著作権を侵害してしまうリスクが低いです。

無料プランでは月に規定のクレジットが付与され、その範囲内で画像生成が可能です。ただし、無料版で生成した画像には透かしが入る点には注意が必要です。

Googleの最新AI「ImageFX」

出典:ImageFX
料金プラン完全無料
動作環境Webブラウザ
生成可能な画像の枚数上限あり
商用利用可能(規約で禁止されているコンテンツの生成は不可)
簡単な特徴Googleが開発。リアルな人物の生成が得意で、高品質な画像を生成。プロンプトの編集機能も使いやすい。

ImageFXはGoogleが開発した最新の画像生成AIです。Googleアカウントがあれば誰でも無料で利用でき、特に写真のようなリアルな人物の生成精度が高いと評価されています。日本語にも対応しており、簡単なテキスト入力で高品質な画像を手軽に作成可能です。

「Imagen 3」という高性能なAIモデルが採用されており、プロンプトの意図を汲み取る能力も優れています。まだテスト版ですが、Googleの技術力が反映された注目のサービスであり、今後のアップデートにも期待できます。

無料で沢山作れる「SeaArt」

出典:SeaArt
料金プラン・無料プラン
・初級:430円/月
・スタンダード:1,440円/月
・プロ:4,300円/月
動作環境Webブラウザ, アプリ (iOS/Android)
生成可能な画像の枚数・無料:約4500枚/月
・スタンダード:約21000枚/月
・プロ:約63000枚/月
商用利用原則可能(ただし、使用するモデルのライセンスによる)
簡単な特徴毎日無料で多くの画像を生成可能。特にアニメ風のイラストに強く、多様な追加学習モデル(LoRA)を利用できる。

SeaArtは無料でありながら多くの画像を生成できるコストパフォーマンスの高さが魅力のツールです。毎日一定数の「スタミナ」が無料で配布されます。スタミナを使って画像を生成する仕組みになっており、頻繁に画像を生成したいユーザーにおすすめです。

SeaArtはアニメ風のイラスト生成を得意としており、ユーザーが作成した多様な追加学習モデル(LoRA)を利用して、好みの画風を追求できます。

利用できるモデルの中には商用利用が許可されていないものも含まれるため、仕事で使う際には各モデルのライセンスを個別に確認することが大切です。

高機能な「Microsoft Designer」

出典:Microsoft Designer
料金プラン・無料プラン
・Microsoft 365 Personal:約1,780円/月(Designerの無制限利用を含む)
動作環境Webブラウザ, アプリ (iOS/Android)
生成可能な画像の枚数・無料: 15回/日(高速生成)
・有料プラン: 100回/日(高速生成)
商用利用可能
簡単な特徴高性能な「DALL-E 3」を搭載し、指示の理解力が高い。意図的に写真のようなリアルな画像は避ける傾向がある。

Microsoft社が提供するデザインツールで、高性能な画像生成AI「DALL-E 3」を無料で利用できます。入力されたテキストの意図を正確に理解する能力が非常に高く、複雑な指示でもイメージに近い画像を生成しやすいのが特徴です。

誤情報の拡散を防ぐ目的から、写真のようなリアルな画像の生成は意図的に避ける傾向があります。作成した画像をそのままツール内で編集し、SNS投稿用のデザインなどを手軽に作成できるのも便利な点です。

まとめ

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AIイラストくんの利用自体に違法性はなく、危険性の多くはユーザーの知識不足や使い方に起因します。著作権を侵害しないプロンプトの作成を心がけ、個人情報を入力しないといった基本的なルールを守ることが重要です。

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